全国の電卓マニアの皆さま。お久しぶりです。
今回は変わった電卓についての小ネタです。
CASIOさんのJV-220Wという電卓をとりあげたいと思います。
2011年に発売され既にディスコンの電卓ですが、ちょいと面白い機能を搭載しています。
電源オフ時はただの電卓にしか見えませんが、

電源オンにすると、2画面の液晶に数字が表示されます。

それがどうした?
と言われそうですが。
例えば、1,200円の税込価格は(消費税率10%)?

税込価格が1,320円と表示され、同時に第二画面に消費税額120円が表示されます。

まぁ、ここまでは小手調べで。
ちょいと聞いてみてはパッと判断つかない下記の例。
12,000円の5%引き
13,000円の7%引き
どちらが安いか?
では、JV-220Wで計算してみましょう!
12,000円の

5%引きは?

はい。11,400円ですね。ご名答!

それでは、第二画面に移ります。
第二画面への移動には「計算切替」ボタンを押します。
第二画面に「計算」と表示されましたね。
これが、第二画面で計算がアクティブになっている、というサインです。

同じ要領で13,000円の7%引きを計算します。
12,090円と表示されました。
では、第一画面の金額と第二画面の金額の差額を計算します。

「マイナスキー」と「V」ボタンを押します。

690円と表示されました。

12,000円の5%引き
13,000円の7%引き
どちらが安いか?
12,000円の5%引きの方が690円安い、とわかりやすい表示で計算されました。
第二画面は数字のメモ代わりにも使えますので、まさに使う人のアイデア次第だと思います。
消費税率は2024年10月現在、10%ですが、今後税率がアップした場合、
2) 「%」キーを第一画面(メイン画面)に「設定」が表示されるまで押し続ける
3) 第二画面(サブ画面)に現在設定されている税率が表示されるので、
任意の税率をテンキーで入力
の要領で税率が何%になろうが対応可です。
CASIOさん
この優秀な電卓の再販をぜひ、ご検討くださいませ。