

防災カテゴリでは前回、防災ラジオの比較を行いました。
ご好評をいただきありがとうございます。
[caption id="attachment_581" align="alignnone" width="1516"] ソニーICF-B99(左)と東芝TY-JKR5[/caption]前置き全国の防災マニアの皆さま、こんにちは。[…]
さて、今回は地震津波警報器のお話です。
今回も2機種比較します。
山善(YAMAZEN) 地震津波警報機 YEW-R100

東日本大震災後にユニデンのEWR200と山善のYEW-R10を導入しました。
YEW-R10はユニデンからのOEMかと思われます。
なんせ両者、違いが分からない。
EEW(緊急地震速報)とEWS(緊急警報放送)を受信できます。
管理人は業務で必要だったため導入しましたが、この機種はNHK FMだけではなく民間FM放送もセットできます。
ですので、任意の地域のみを受信するか、全国(「ALL」)を受信するかの選択設定が可能です。
全国エリア設定(「ALL」)

業務では全国の受信が必要だったため「ALL」の設定にしていましたが、通常は「01北海道」から「47沖縄県」までのパターンを選ぶことになると思います。
FM放送の周波数を任意で設定できるので、東京であれば、FM東京の設定も可能です。
東京エリア設定(「13」)

東京FMの選択も可能です。

エフ・アール・シー NX-W109RD
とはいえ、EWR200、YEW-R10ともに両社公式ウェブ製品情報ページに掲載はありませんね。
今こそ「商機」だと思いますが。
そこで、エフ・アール・シーさんのNX-W109RDとなるのですが、ちょいと気をつけないといけない点があります。
本機種はエリア設定を行うと、
東京エリア設定(「13」)

上記2機種同様、FM放送を受信するのですが、設定はNHK FMのみの選択になります(あらかじめNHKFMの周波数が何パターンかエリア毎にプリセットされている)。
なので、受信は全国となりますので、北海道で発生した地震の速報を沖縄でも受信してしまいます。
エリア13で選択できる周波数は、
お馴染みの82.5MHz
82.9MHz
77.5MHz
の3つの周波数のみとなります。
82.9MHzは八丈、77.5MHzは新島の周波数ですね。
NX-W109RDは充電池内蔵(MicroUSB端子から充電)で、重さも108g(当サイト実測)しかないので、携行に良さそうと思いがちですが、1日持つかどうかの連続使用時間です。
(管理人もしばらくは携行していました)
まとめ
ユニデン、山善の機種と同様にUSBで常時給電して据え置きで使う。
ただし受信はNHK受信のため、全国が対象エリアになる点は覚悟すべきですね、
管理人は寝室に山善(ユニデンは寿命のため「退役」)、自室にNX-W109RD1号機、リビングにNX-W109RD2号機を据え置きで使用しています。
今のところ、3台とも全国エリア設定で正常に動作しています。
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