【JBL EON208P】ポータブルPAシステムをホームユースしてしまう話

JBL EON208P
JBL EON208P

JBLのポータブルPAシステムEON208Pです。

管理人のホームオーディオ兼PAシステムとなっております。

本来はPA用途ですが、ホームオーディオに適しているのか、そんなところを探ってみたいと思います。

 

EON208Pを選ぶまで

対抗機種はいろいろありました。

まずはYAMAHAのSTAGEPAS 400BT、SAMSONのExpeditionXP300が候補に挙がったのですが、STAGEPASは長期品切中で、XP300を購入してみました。

PAシステムですので、長時間、しかも炎天下での運用も想定しているので、冷却にファンを使用しているのは理解できるんですが、意外とファン音が大きい。

で、次に候補に挙がったのがこのEON208Pでございます。

EONシリーズも一回り小型の206のラインナップもあったかと記憶していますが、2024年9月現在、JBL公式ウェブからは外れていますね。

いろいろ調べたところ、EON206、208Pは自然冷却でファンは内蔵していないらしい。

ならば、ホームユースでの小音量時にも気にならないのでは、というのが選定理由ですね。

206ではなく、208Pにした理由はBluetoothが208Pには装備されていること、あとはスピーカーの口径の違いですね。

 

EON208Pについて

管理人宅にやってきたEON208Pですが、第一印象は「意外と大きい」

大型のスーツケースにしか見えない

JBL EON208P
JBL EON208P

 

 

JBL EON208P
JBL EON208P

PAなんで当たり前と言えば当たり前なのですが、「ポータブル」と言いながら結構サイズはあり、かつ重量もあります(詳細後述)。

 

【アンプ・ミキサー部】

JBL EON208P Amp section
JBL EON208P

(入力)

8chで5/6chおよび7/8はステレオペア。

入力は1-4chが コンボ、5/6chはTRSフォン・RCA、7/8chはTRSフォン、ステレオミニ。

1-2chは48vファンタム電源供給可能。Hi-Z対応(3ch)。

 

(出力)
モニターアウト:フォン・RCA

ヘッドホンアウト:ステレオミニ

スピーカー出力:フォン

出力300W(150Wx2)

重量:4.8kg(当サイト実測値)

【スピーカー部】

入力:フォン

ドライバユニット:LF=8インチ・HF=1インチ

重量:5.7kg x2(当サイト実測値)

 

 

 

JBL EON208P Speaker
JBL EON208P Speaker

基本的はスピーカースタンド使用が前提かと思われるが、左右側面にも「ゴム足」があり、ステージモニターとしても使える

 

JBL EON208P Speaker(bottom)
JBL EON208P Speaker(bottom)

スタンド用の「ポールソケット」および固定用ネジつまみ

 

 

ホームユースでのEON208は?

ファン作動音がないので、十分にホームユースで使える。

Bluetoothの「食いつき」はあまりよくない。

管理人はiFi audioのhip-dacから有線で入力している。

スタンドはフツーのスピーカースタンドでは面白くないので、コルグの小型スタンドを用意した。

KORG ST-S80
KORG ST-S80

おそらく最も低いポジションにセットできるスタンドかも。

これだとソファに座ったリスニングポジションでいい位置にセットできる。

 

で、結論は?

実際にPA用途で使う場面もあり、満足している。

スピーカー側の入力端子(フォン)がちょいと強度不足に感じるので、ケーブルの取り回しには留意している。

さすがにファンレスなのでパワーアンプ部はそれなりに熱くなるが、炎天下での使用は管理人の場合には考えられないので問題は生じていない。

実際にPA用途で使用する場合は、208Pよりも、STAGEPASやXP300の方が、パワーアンプ部の操作面を上に向けられるので、より適していると思う。

 

おまけ

パワーアンプ部にはスピーカーケーブル、ACコード、付属のAKGのダイナミックマイクロフォンを格納できます。

付属のスピーカーケーブルはちょいと短いので別途購入した方がよいでしょう。泣きどころはスピーカー側のフォン端子の「強度」か。

 

 

 

 

 

 

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